れんこんの保存方法と保存期間について

れんこんの保存方法について

れんこんは掘らないで土の中にいれば、翌年の4月、新たな芽が出てくるまで出荷可能です。

掘ってしまうと持ちが悪く、特に暑さに弱いので夏場はすぐに色が変わってきてしまいます。

れんこんが一番長く持つ温度は0度。凍る直前の温度です。

なので蓮根は野菜室よりもチルドの方が保存には向いています。

またスーパーでは節のない蓮根が多いですが、両節のあるレンコンが特に長持ちします。節のないものは1週間~10日ぐらい、節のあるものは1か月ぐらいともちが全然違います。

更に蓮根は乾燥にも弱いです。なので袋にちゃんと入れて保存してください。

れんこんの保存期間について

れんこんは早いところだと7月頃から出荷が始まっています。

里山れんこんは8月後半から出荷がスタートします。

夏場のレンコンはまだ葉も枯れてなくて成長中です。水分が多く、みずみずしく、色もまだ白が濃くなくて透明感があり、「新れんこん」と呼ばれます。

成長途中で出荷したれんこんは夏の暑さのせいか、成長途中のせいか、持ちが悪いです。夏場の保存実験をまだしていないので、今年はしてみようと思いますが、両節が付いたもので、冷蔵庫で10日ぐらい、節がないもので5日ぐらいかなと思います。

蓮根は乾燥に弱いので、水につけて保存する、と記載されているのをたまに見るような気がしますが、レンコンには水溶性の栄養もあり、その栄養が水に出てしまうので、私はお勧めしません。その場合は水もお料理に使ったら無駄がないとおもいます。

れんこんの保存実験 11月5日収獲~

こちらは11月5日に収穫した、13日後の里山れんこん。

左側は節がなくても大丈夫でしたが、右側の節のない方は黒くなってしまっていました。

なので節の手前で切ってみました。

節のある方は全く問題なく、中は白いです。

1か月後。

表面と切り口は黒ずんでいますが、

切ってみると中はまだ白いですが、黒ずんでいる部分もあります。

両節のある方を切ってみたら(一番左)白く問題ありませんでした。

更に10日後(収穫から40日後)

表面を少し切ってみるとこんな感じ。少し黄ばんだ部分があります。両節のある方は大丈夫そうです

両節のある方も切ってみました。節があればまだ大丈夫そうですが、節がないところは少し傷んできた部分もある感じです。

そして収穫から2か月後。

右側は腐敗して自然に戻ろうとしています。

表面を切ってみました

右側はひっくり返して反対側を切ってみました

左側はまだ綺麗です。

実験してみて思った以上に日持ちをしたのでびっくりしました。
ですが、やはり両節のあるもので冷蔵庫(できればチルド室)で保管して1か月ぐらいでは食べきっていただきたいですね。

あと芽の方が土の中でも一番最後に成長した部分で、やはり一番新しいからか、今回の実験では一番もちが良かったです。

ただ蓮の芽は傷みやすいと聞いたこともあり、もう少し検証してみようと思います。

“れんこんの保存方法と保存期間について” への 2 件のフィードバック

  1. 玉置豊美 より:

    レンコン大好きです。野菜プランターで栽培2年目。楽しいです。問題点もあり、今回とても参考になりました。

    1. 里山れんこん より:

      コメントありがとうございます!野菜プランターでレンコンを育てているのですか?
      レンコンは広い場所でないと茎が太ってれんこんになるところまでいかないような気がします。
      蓮の葉を見ているだけでも癒されますね~♡

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